トプカプ宮殿


皇帝の門を入ると長さ300mの第1庭園に出る。庭園に入って直ぐの右の角には泉亭、左手にアヤイリニ教会、右手前方に見学券発売所、正面に敬礼の門が見える。
泉亭はスルタンや大臣の命令で囚人の死刑が執行された場所で、死刑執行人がここで身体や刀の血を洗い流したところからこの名が付いたという。
アヤ・イリニ教会はビザンチン時代に建てられたこの街最古の教会であったが、トプカプ宮殿のあたりに住んでいたキリスト教徒が宮殿建設のために立ち退きを命じられたため信徒を失った教会は武器倉庫になった。
見学券を買って宮殿博物館の入り口である敬礼の門を入ると第2庭園に出る。

皇帝の門
第1庭園
泉亭 アヤ・イリニ教会
見学券発売所
第1庭園から見た敬礼の門

第2庭園右手の煙突の有る建物は元は厨房であったが現在は陶磁器博物館として利用されており、収蔵品は中国,ドレスデンについで豊富なコレクションといわれている。
厨房向かいにある使用人の部屋だったところには銀の装飾品やクリスタルが展示されていて、第1庭園に有る泉亭の銀製模型も展示されていた。

厨房(陶磁器博物館)
泉亭の模型
銀製装飾品
銀製装飾品
第3庭園へ通じる幸福の門
第3庭園の古木

第3庭園には宝物殿や謁見の館などがあり、4室で構成される宝物殿の第3室と第4室の間に有る展望スペースからはボスポラス海峡が一望できる。 宝物殿から更に奥にあるレストランで昼食を摂り次の展示室に向かう。

第3庭園の右奥に宝物殿
宝物殿展望スペースからの眺望
謁見の館
幸福の衣の館
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